「15少年漂流記」発表を終えてみて

年に一度 大きな発表会では 英語日本語をしっかり聞いて言うことを目ざします。
照れやさんだったり、緊張しいだったり、子どもにもよるのでボリュームの調整はテューターがします。

大きい子と小さい子がペアを組むとき━━「人事」と呼んでいます━━
これは高校生と大学生、それから中学生(年が近いこともあって、けっこうよく小さい子のあれこれを見ています)
の意見を入れて決めていきます。
人を見る目をもってほしい、目配りできることはたいせつだと思うからです。

今回難しかったこと

この「15少年漂流記」でたいへんだったのは
受験を終えて受験休会から復帰したばかりの、この春高1になったラボっ子のことでした。

何においてもやりきることが苦手で、
いろいろなサポートをしても発表のたびごとに7割くらいしか英語が入りません。
すこしの量のときでも、その7割か8割しかやらないのです。
英語以外でも基本そんな感じなので
受験のときは保護者もかなりカリカリしていました。

それでも、高校生になったことを考えると
英語もそれなりの量にとりくんでほしいし、
本人とも相談して、今回の「15少年漂流記」ではボリュームアップに挑戦しました。

結果は、やはりそれほどスムーズにいったわけではなかったし
そのために発表としての出来栄え見栄えは劣ったかもしれないと思います。

けれどもその子に例えば5を投げたとすると、できたことは3か4だったでしょう。
今回思いきって10投げたので、できたことは7でした。
そういう意味で、その子にとっては大きな学びになったとおもいます。
振り返ってみても、そのラボっ子のためには必要なことだったとも思います。

一方で、
ほかの、がんばった子どもたちのためだけを考えれば
もっともっと出来栄えのよい発表をさせてあげられたらよかったとも思います。

できない人がいても助けながら、よりよい物を目指していくことが理想ではあるけれど…
グループワークの難しいところだと思います。
難しいです。

つぎに活かしていけること

今回のできは今一歩かもしれないことを
発表前にすべての保護者へお伝えすることはしませんでした。
だから、「うーん、なぜだろう?」とおもった保護者はいらしたかもしれません。

パーティのメンバーのことをもっと共有する意味はあったとおもうので
つぎは活かして、ママ会やパパ会ではふだんの子どもたちのようすをもっと伝えていかなくてはと考えています。

けれども、誰にでも失敗する可能性があるのが「ことば」です。
英語は失敗しながら身につけていったらよいと、いろんな英語攻略本に出ています。
たとえ得意な人でも、「失敗したかも」という思いなしに英語を使うことは難しいし、
小学生でも中学生でも高校生でもそれは同じこと。

そのとき置かれた状況や、気持ちも大きくことばを左右します。
とりくみ意欲、積極性も大きく変わります。
今回のように発表まで4ヶ月の長丁場でも、泣いてもついてくる子もいます。
最初調子よかったのに、飽きてどんどんあやしくなっていく子もいるし、
ゆっくりでも右肩あがりでことばが入っていく子もいます。
英語に前向きのときもあれば うしろ向きなときも。
物語のスキキライもあります。
波があるのが子どもだし、不完全なのが子どもです。

ひとつひとつの発表をたいせつにすることはもちろんですけれど
その子の置かれた状況や能力をみてあげることをたいせつにしていきたいと思っています。

保護者のみなさまもぜひわが子だけでなく、
年上年下いろいろなラボっ子を目で追ってあげてください。
それによって見えてくるわが子のすがたがきっとあるとおもいます。

発表終了後の英語活動

1ケ月、楽しく英語を読む 英語を目で追う


ばらばらに切った英語のせりふをばら~んとばらまいて、自分のせりふをさがします。
小学生低学年は短いせりふを担当。
英語だけしか書いていないので イヤにならないていどに。学年ごとに数を決めて集めました。


小学生高学年は 低学年よりも長いせりふを見ていきます。
英語だけなのでカンも大いに頼りにします。


今回の発表のふりかえり(反省点)をじぶんたちでまとめておきます。


終わったあとは、子どもたちはヤッター!という思いでいっぱいです。
言えない英語があったって、そんなことは忘れてくよくよなんてしていません。
それでよい、それがよいのです。

打ち上げはにぎやか


このあとピザパーティで大いに食べて打ち上げしました!

こんなふうに英語にとりくむラボパーティ体験をお子さまにも。