おかえり! よいステイができてよかったね

ラボ・パーティでは、中学生年代でのホームステイプログラムがあります。
この夏はくまざわパーティからはとりとり(中2)がオハイオ州の家庭にステイしてきました。

とてもとてもよいご夫婦、ホストフレンド、その兄弟姉妹たち、
ご近所のコミュニティにも恵まれて、充実した1か月を過ごして帰国しました。

ホームステイはしたいけど、それの準備がたいへんなのはいやだと思う。中学生には当然のこと。

中学生でアメリカ カナダに1か月…
たとえ家族旅行で海外に行っている子でも、
親の力を借りずにじぶんでホームステイのひと月を過ごすことに大きな魅力を感じるし、
行きたい!と思う子が多いです。

けれど、家族といっしょの海外旅行とちがって往復はグループ単位の団体行動だし
準備もたくさん必要です。

この準備が中学生にとってはめんどくさいし、こんなに必要なのかなぁ?…と感じたりして
なかなか進まなくてたいへんなんですね。
保護者はやいやいいうし テューターもプッシュするけれどすすまない。

中学生になると、小学生のころとは比べものにならないくらい忙しいし、
自我も強まり自分の考えで動こうとするために、相対的にまわりの意見は聞きいれにくくなります。

行きたい気持ちと、やらねばならぬ準備のあいだで
親子してもがき苦しむことになったりします。

忙しい中学生年代でホームステイにむけてたくさんの準備をする意味とは。
「ステイのためだけじゃない」というのはどういうことか。

親子で話し合えたらそれだけで中学生にとっては成長した証

「どうしよう、そんなにできない!」とパニックになることもあるけれど

定期テストがあったり
春のラボ地区発表会にむけての英語劇のなかで大きな役になったり、
中学校のクラスで合唱コンクールの実行委員になったり
習っているピアノの発表会だったり
運動会の応援団になったり…。
何かがひとつふたつ重なると、うわーできないもうムリ行くのやめたほうがいいんじゃないか!?
そんなふうにパニックになって窮状を訴えてくるラボっ子がいます。
保護者がかわりに訴えてくることもあります。

そんなときには
できるだけ親子そろってきてもらって、
「ひと月家を離れるという大きなことに向き合って、
ひとつ成長できてほんとによかったね。
親子で、あるいは私を交えて話し合うなんて、去年は考えられなかったよね」
と話します。

「優先順位をつけて考えることで先輩ラボっ子はのりこえてきてるから、それを考えてみようよ」
「順番を考えて片づけていく、よい機会になるとおもうよ」
とも…。

優先順位━━プライオリティという考えかたを実践する機会になる

『…ごく基本的な説明は以上です。
詳しいことはみなさんの国際交流を担当するテューターから改めて話しがありますし
所属のパーティのテューターや先輩に聞いてもよいですよね。
では7月、夏休みにはいったらすぐに出発します。
それまでに準備することはAとBとCと、あとDでしたよね。
AとBは出発までにできあがればよいけれどチェックのため仕上がり目標は5月、
Cは3月に途中経過を見せる機会を設けます
うんたらかんたら…』

こんなふうに前年の11月のオリエンテーョンでさらっと言われ、
1月になるとパーティのテューターや、ホームステイまでの準備期間を担当してくれるテューターから
しっかり、がっつり言い渡されます。

それまでは子どもたちにとって、〆切や仕上げの目標といったことはひとつずつ、
ほんの数日か1週間、せいぜい2週間あとくらいまでにやるべきこととして
提示されるものでした。
宿題しかり、定期テストしかり。

それがいきなり7か月先を目標に、あれもこれも複数を同時進行でやれ
といわれるわけです。

うわ~~~ぱにっく!当然のことかもしれません。

けれども、

  • 優先順位をつけて考える
  • 優先度の高いものから手をつける
  • 今でなければできないこと、先にやっておいたほうが効果的なものからやる
  • いかにして時短できるか考える(すべてをていねいにすることを目指さない)

それを伝えるとパニックはじょじょに収束して、じぶんで考えるようになります。
(てきとうな力で背中を押しつづける必要はありますが)

女の子や、男の子でもきっちりした考え方をする子だと、
4番目の「すべてをていねいにすることを目指さない」
というのを言われて目からウロコのような顔をすることが多いです。

どれも一生ものの考えかたとして、機会あるごとに自分のものにしていったらよいとおもうし
それには、このホームステイに出るという大きなことに向きあって準備をすすめていくことが
ほんとうによい機会になります。

「それでもやりきれないことがあったら
相談したら手も貸すし知恵も貸すし、言い訳もいっしょに考えてあげる。
相談できない気持ちのときでも親は顔色や態度で察することもあるから声もかけてくれる。
だいじょうぶ、まずやってみよう。
まずどれからやったらいいかな
今だったらこれじゃないかな、どう思う?
いちばんあとでもいいのはしばらく放っておこう。それはどれだと思う?」

中2のラボっ子がすごしたオハイオ州でのひと夏は、うらやましい輝きに満ちて

2018年のひと夏のようすをすこし分けてもらったので
見てください。

ご近所さんも交えて庭でにぎやかに過ごす。
アメリカってすてきだなと思わせてくれますよね。

車ですこし移動するとこんな風景が。ホストフレンドやその姉妹やお父さんと訪れた静謐な谷。

こんなふうなひと夏をお子さまにもとお考えの保護者さまはお問合せください